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コンピテントセル

分注して再凍結可能なコンピテントセル
ヒートショックあり(操作6分・超高形質転換効率) / なし(操作10分・高形質転換効率)を選べる


DynaCompetent® Cells JetGiga DH5α

製品の特長

  • お好みの容量に分注後、再凍結可能

  • 再凍結はディープフリーザーでOK! 液体窒素やドライアイスは不要!

  • 実験に応じて選べる最短6分プロトコル

  • >1×109 cfu/μg (pUC19)の超高形質転換効率(ヒートショックありプロトコル)

  • ヒートショックなしでも使用可能

製品内容

6分間の迅速な操作で高形質転換効率 (>1×109 cfu/μg)のコンピテントセルです。
ヒートショック不要プロトコルを選択可能です (>1×108 cfu/μg)(※1)。
お好みの容量に分注・再凍結して使用可能(※2)です。

※1. 詳細はデータシートをご参照ください。 ※2. 製品添付データシート記載の指定の方法により分注・再凍結を行うことで1×109 cfu/μgを維持。(当社データより)

選べる2つの形質転換方法

他社の迅速形質転換コンピテントセル(DH5α)との比較

各社推奨の形質転換方法でpUC19プラスミドを用いた形質転換を行った。
本コンピテントセルは1×109 cfu/μgを十分に上回る効率で、他社製品(DH5α)と比べても高効率であった。また、プレート上のコロニーもはっきりと大きく、揃っていた。(下図)

凍結融解サイクルにおける形質転換効率の変化

製品を氷上にて融解し、ディープフリーザーにて再凍結する操作を繰り返した。
本製品は一度凍結融解しても1×109 cfu/μgを十分に維持していた。

分注・再凍結方法※

  1. 分注するためのチューブ、ピペットチップをあらかじめ冷却

  2. コンピテントセルを氷水中で融解

  3. 任意の容量に分注

  4. ディープフリーザー (-80℃)で再凍結

※詳しい分注方法はデータシートをご参照ください。

使用文献

 

 

 

 

Ryo M., et al., Journal of Biological Chemistry, 107794 (2024).
Kenyu I., et al., Cell Reports Methods, 3(8):100542 (2023).
Shigetoshi K., et al., Nucleic Acids Research, 51(4):e24 (2023).

 

 

 

 

 

JetGigaコンピ開発秘話

「コンピ100 μL、全部は使い切れない。もったいない。」
というお声は以前からいただいていました。
製造メーカーとしてはどんどんご使用ご購入いただいた方が嬉しいのですが、BDLではタブーを破って分注・再凍結可能なDH5αコンピテントセルを開発しました。
再凍結に液体窒素も必要なく、使い切れなかった分を簡単に再凍結していただけます。
20年近くのBDLのコンピテントセル開発製造のノウハウの結晶、『分注・再保存可能』『高形質転換効率』『形質転換作業も早い』という3つのお悩みを同時に解決する自信作です。
大腸菌の培養(培地組成・時間等)を厳密に管理して製造を行っています。

コード

容量

100 μL×10
Recovery Medium(1 mL×10)

価格

21,000円

製品マニュアル

SDS

funakoshi
BDL

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